サラエボからバスで7時間。セルビアの首都ベオグラードに到着した。
そもそもセルビアってどこ?
ベオグラードという都市名を聞いたことのない人も多いのではないだろうか。そもそもセルビアがどこにあるのか知らないという人もいるかもしれない。

セルビアは、2006年までセルビア・モンテネグロという国名であり、一つの国家だった。モンテネグロとそれぞれ独立宣言を果たし、現在はセルビアとなっている。
少し歴史を調べてみると、クロアチアやスロベニアとの関わりもあり、近世に入ってから非常に複雑に遷移してきたことがわかる。
サラエボからベオグラードまではユーロラインを利用してバスで移動。約7時間ほどで到着した。もちろん今回はチケットを紙で持参している。あの教訓は忘れない 笑
バルカン半島の国々は、日本人にとってはまだまだ馴染みが薄い。しかし実際に訪れてみると、それぞれの国が独自の文化と歴史を持っていて、非常に興味深い地域なのだ。
ネットの噂と現実のギャップ
ボスニア・ヘルツェゴビナ同様、ネットではセルビアの治安面や生活習慣について色々な噂が出回っていた。
一部の記事ではセルビアの「ヤバい」風景を紹介しているが、実際に現地に足を運んでみると全く異なる風景がそこにはあった。
10000人に1人の奇行を取り上げてメディアで発信することにより、その国全体の印象になってしまう。メディアの情報はあくまで参考程度にすべきである。
これはサラエボでも感じたことだが、「危険」「治安が悪い」という情報だけで判断するのはもったいない。実際に行ってみないとわからないことが山ほどある。この旅で一番学んだことの一つだと思う。
ベオグラードの中心街を歩く

中心街はショッピング店が立ち並び、通りには多くのテラス席が並んでいた。清潔感のある街並みを見ることができる。

ボスニアほど観光地化という意識は街からは感じられず、地元民が楽しむ中心街として成り立っているイメージだった。とはいえパブリックWi-Fiは飛んでおり、旅行者にとっても非常に便利である。
至福の一杯

街の中では昼間からコーヒーやフレッシュジュース、またアルコールを飲みながら談笑する姿が広がっていた。どこかのんびりとした風景である。
セルビアもある程度物価が安く、美味しいご飯を手軽に食べられることも魅力的だった。テラス席で飲むカプチーノは、旅の疲れを癒してくれる至福の一杯である。
ヨーロッパのカフェ文化は本当に素晴らしい。テラス席に座って、道ゆく人を眺めながらコーヒーを飲む。たったそれだけのことが、日本では味わえない贅沢な時間だった。2026年現在、日本でもテラス席のカフェは増えてきたけれど、あの開放感はやはりヨーロッパならではだと思う。
セルビアの治安は想像以上に良かった
ボスニア・ヘルツェゴビナ同様、治安は想像以上に良さそうだった。
街の中ではみんなリラックスした表情で過ごしており、身の危険を感じる場面は一切なかった。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 治安 | 中心街は非常に穏やか。危険を感じる場面はなし |
| 物価 | 西欧に比べてかなり安い。カフェもリーズナブル |
| 交通 | サラエボからバスで約7時間。ユーロライン利用 |
| 雰囲気 | 観光地というより地元民の生活空間。のんびりした空気 |
| Wi-Fi | パブリックWi-Fiあり。旅行者にも便利 |
これまで12カ国を旅してきたが、ネットの情報と実際に訪れた時の印象が大きく異なる国は少なくなかった。セルビアもその一つである。
もしバルカン半島を旅する機会があれば、是非ベオグラードにも足を運んでほしい。きっとネットで見た印象とは全く違う街が、そこにはあるはずだ。
2026年現在、セルビアは日本人の間でも少しずつ認知度が上がってきている。EU加盟を目指して国際化が進み、英語が通じる場面も増えている。バルカン半島全体が「ヨーロッパの穴場」として注目されつつあり、物価の安さと人々の温かさは、バックパッカーにとって非常に魅力的なエリアである。
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つづく。