Skip to content
my trip note
Go back

ブダペストからプラハへ夜行バス移動|バス停が見つからず焦るも旅の出会いに救われた話

ブダペストからプラハへ。またしても夜行バスを選んでしまった。


懲りずにまた夜行バス

ブダペストからチェコのプラハまで、移動手段は今回も鉄道とバスの二択。

移動手段料金所要時間
鉄道約9000円約7時間
バス約2500円約8時間

約3分の1の値段。ベオグラードからブダペストの夜行バスであれほど懲りたのに、この価格差を見せられたら選択肢は一つしかない・・・・

ゲストハウスのオーナーに聞くと、「オレンジウェイ」というバス会社が安いとのこと。やはり地元民に移動手段やおすすめの情報を聞くことは大切である。早速予約した。

ちなみにこの「オレンジウェイ」は現在では運行を終了している。2026年現在、ブダペスト〜プラハ間は FlixBus と RegioJet が主要路線を運行しており、FlixBus なら15〜25ユーロ程度で予約できる。Wi-Fi・電源・リクライニング完備で、当時とは比べものにならないほど快適になっている。


バス停がバスターミナルじゃない罠

ヨーロッパの夜の街を走るバス。ヘッドライトが石造りの建物を照らしている

出発は23時半。ここでひとつ注意点がある。

このバス会社のバスは、バスターミナルには停車しない。

バスターミナルで待っていたら永遠に乗れないのだ。警備員に聞くと、近くのスタジアムの前に停車するとのこと。急いで移動した。

バス会社によって停車場所がバスターミナルだったり、施設の前だったり、全く違う場所だったりする。これはヨーロッパのバス移動あるあるで、余裕を持って到着しておくことを強くおすすめする。


スタジアム前の不安な待ち時間

スタジアムの前に到着すると、同じように乗客らしき人がちらほら。しかし誰も「本当にここにバスが来るのか」を確信していない様子だった。スタジアムは広いのだ。

少し待っていると、アジア人女性とガタイのいいアメリカ人男性が焦った様子で走ってきた。「バス停はここで合ってるか」と何人かに聞いている。僕も聞かれたので、予約確認書を見せると安心した様子だった。

話を聞くとカップルだそうで、女性の方は中国系アメリカ人の学生、男性はアメリカ人で自分でウェブショップを運営しているという。旅の目的や今後のルート、仕事の話をしていると、あっという間にバスの到着時刻になった。

本場の英語は流暢すぎて本当に何を言っているのかわからなかった。聞き取りにかなり苦労した 笑 でもこういう場面で必死に英語を使う経験こそが、一番の英語学習なのだと今では思う。


バスが来ない

しかし、到着時刻を過ぎてもバスはどこにも見当たらない・・・・

周りの乗客はめちゃくちゃ焦っている。アメリカ人男性はスタジアムの別の通りを確認すべく走ってどこかに消えてしまった。

僕はここまで旅をしてきた経験から「どうせ遅れているだろう、最悪乗れなくても買い直せばいい」ぐらいの気持ちで、そこまで焦らなかった。旅の序盤であれば間違いなくパニックになっていただろうが、13カ国目ともなると心に余裕が出てくるのだ。

旅の経験値はすごいなと、自分で自分に感心した 笑

すると予想通り、数分遅れてバスは到着。無事に乗車できた。


ガラガラのバスでプラハへ

今回は乗客がかなり少なく、30人乗りのバスに7人ぐらいしか乗っていない。のびのびと座れるではないか。

とはいえ相変わらずリクライニングはない。体勢的にはかなりきついが、前回のベオグラード→ブダペストの満員バスに比べれば天国である。隣の席に荷物を置けるだけで、快適さが全く違うのだ。

そして朝7時頃、約8時間の移動を経てプラハに到着した。


「My friend」のチケット

ホステルのチェックインまで時間があったので、バスターミナルでアメリカ人カップルと談笑して時間を潰した。旅の話、仕事の話、将来の話。言葉が完璧に通じなくても、こういう時間が旅の醍醐味である。

色々と話していると、ホステルの方向が途中まで一緒であることが判明。地下鉄で一緒に移動することになった。

僕のホステルまでは1キロぐらいだったので歩いて向かおうとしたら、なんとアメリカ人男性が僕の分の地下鉄チケットまで買っているではないか。

「お金払うよ」と言っても、彼は笑顔で一言。

「My friend.」

結局おごってもらってしまった・・・・

この旅では仲良くなった人から色々とおごってもらう場面が多い。僕も時々おごるようにはしているが、こういう自然な優しさに触れるたびに、旅に出てよかったと心から思うのだ。

take & take の精神は非常に大事である 笑


バス移動だからこその出会い

プラハの街並み。カレル橋の向こうにプラハ城が見える夕景

アメリカ人カップルと別れ、無事にホステルに到着。14カ国目、チェコである。

このような出会いは、鉄道を使っていたら得られなかっただろう。鉄道は快適だが、バス停で一緒に不安を共有し、車内で談笑し、到着後に一緒に移動する。そういう「偶然の共有体験」が生まれやすいのは、断然バスの方なのだ。

正直、ヨーロッパの夜行バスは体力的にきつい。リクライニングのない座席で8時間はもう勘弁してほしいとすら思う・・・・

でも半額以下で移動できて、しかもこんな出会いまで付いてくる。バックパッカーにとって、夜行バスはやっぱり捨てがたい選択肢なのである。

2026年現在、ブダペスト〜プラハ間はFlixBusが1日複数便を運行しており、昼行便も充実している。夜行にこだわる必要はなくなった。また RegioJet のバスは車内で飲み物やスナックが無料で提供されるという太っ腹ぶり。東欧のバス移動は、10年前とは別世界になっている。ただし、バス停の場所が分かりにくいのは今も変わらないらしいので、事前にGoogleマップで確認しておくことをおすすめする 笑


前の記事

👈 ブダペストの夜景が人生ベストだった|ゲッレールト山から見る「ドナウの真珠」の輝き

つづく。


Share this post on:

Next Post
ブダペストの夜景が人生ベストだった|ゲッレールト山から見る「ドナウの真珠」の輝き