カンボジアの結婚式は日本のルールと少し違っていて、「おめでとう」の気持ちがあれば誰でも参加可能なのだ!
きっかけは現地人との出会い
ベンメリア遺跡を案内してくれた現地人と仲良くなり、その友人の結婚式に招待をされたので行ってきた。参加は披露宴から(おそらく)。
日本だと結婚式は招待状を受け取った人しか参加できないし、ご祝儀の相場やドレスコードにも厳格なルールがある。しかしカンボジアでは、知り合いの知り合いレベルでも気軽に参加できるのだ。
今思えば、見ず知らずの外国人をいきなり結婚式に連れて行ってくれるあたり、カンボジア人の懐の深さは本当にすごかった。日本でこれをやったら大問題である・・・・笑

誰が花嫁で花婿なのだろうか?
式場に入ると、メインの花嫁・花婿そっちのけで歌とダンスと食事を楽しんでいた。とりあえず円卓に座ったが、「変な日本人が来たぞ」という目で見られる。

豪勢な料理が次々と並び、踊りたい人は踊り、食べたい人は食べるという、とにかく自由な空間だった。

カンボジアの結婚式の料理は中華スタイルがベースで、円卓に大皿がどんどん運ばれてくる。魚の丸焼き、炒め物、スープ、デザートと、とにかく量がすごい。ビールはアンコールビールが定番で、テーブルに何本も並んでいた。
カンボジアのビールといえばアンコールビール。軽くてスッキリした味わいで、暑い気候にぴったりだった。当時の価格で1本0.5ドル程度(2016年当時)。今でもカンボジアに行ったら必ず飲む一杯だと思う。
歌とダンスとビールの夜
ステージではカンボジアの有名なシンガーが歌っていて、その歌に合わせてそれぞれがダンスを行っていくのだ。僕もビール片手に、いい気持ちで一緒に踊り倒したのだ!
すると途中でカナダ人女性がセクシーなダンスを披露。この方達はきっと近くを通った人なのであろう。一緒に踊っているカンボジア人を次々と魅了していくのだ。
ふと美人のカナダ人女性と写真を撮ったカンボジア人(「ラッセンが好き」の永野(芸人)似)が非常に興奮して僕に写真を見せて早口で「見てくれよ!こんな美女と写真を撮ってしまった!!」と言っていた!! 「oh! good photo!!!」と返すとうれしそうにダンスの中に消えていった。

現地の人は非常に優しく、僕のことを迎え入れてくれて乾杯や一緒にダンスをやろうと積極的に話しかけてくれて、非常に楽しい夜を過ごすことが出来た。
10年経った今振り返っても、あの夜の記憶は鮮明だ。言葉が通じなくても、音楽とダンスとビールがあれば人は繋がれる。あの空間にいた全員がそれを証明していた。
カンボジアの結婚式文化
しかし「めでたい」「みんなで祝おう」という雰囲気が充満しているが、恐らくほとんどの人が花嫁・花婿の顔を知らないのであろう。僕も全く覚えていないというか、花嫁・花婿がどの人なのかさえわからなかった。
とりあえず楽しい空間があれば、その気持ちをみんなで共有することが大事というカンボジアのスタンスや文化が垣間見えた!
カンボジアの伝統的な結婚式は本来3日間にわたって行われ、仏教の儀式や祝福の歌、髪を結ぶ儀式などが含まれる。しかし最近では都市部を中心に1日で終わる形式も増えているそうだ。披露宴は夕方から夜にかけて行われ、数百人規模のゲストが集まるのが普通である。
日本の結婚式は形式やマナーを重視するけど、カンボジアは「みんなで楽しむ」ことが最優先。どちらが良いということではなく、文化の違いとして非常に面白い体験だった。
旅の教訓
誘われたら(信頼出来る人なら)行く。ふれあう人とは笑顔で挨拶する。これをするだけで、不思議と次々と巡り合わせが生まれるのだ。
一人旅の醍醐味は、こういう予定外のイベントにある。ガイドブックには載っていない体験こそが、旅を特別なものにしてくれるのだ。引き続きこのスタイルは続けていく!
前の記事
👈 天空の城ラピュタのモデル「ベンメリア」へ|カンボジア遺跡巡りの記録
つづく。