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ドブロブニク観光完全ガイド|アドリア海の真珠を城壁・絶景・グルメで満喫

ついに、この旅いちばんの目的地にたどり着いた。ドブロブニクである。

山頂から見下ろすドブロブニク旧市街とアドリア海

ドブロブニクはアドリア海沿岸にあり、1979年に世界遺産に登録された「アドリア海の真珠」。そしてジブリ『魔女の宅急便』『紅の豚』の街のモデルにもなったと言われ、僕自身、この旅を始める前からずっと憧れていた場所だ。

実際に行ってみると、完全に観光で成り立っている街でありながら、旧市街には多くの住民が今も暮らしている。観光地化された町並みの中に、地元の人の生活が垣間見えるのが面白い。

旧市街は、まるで日本の田舎のよう

街の中には小学校まである。知り合ったクロアチア人の女性はこの街で育ち、ここでゲストハウスを経営しているそうだ。街が小さいので旧市街の人たちはみんな顔見知りで、彼女が通るとそこら中から挨拶が飛んでくる。人と人の距離感は、まるで日本の田舎のよう。

ただし、旧市街の人口の半分は観光客で、圧倒的な活気にあふれているところは、日本とは大きく違うところである。(ちなみに休日の買い物は、少し離れたスプリットまで足を運ぶのだとか。地元の人の話を聞くのは、本当に興味深い)

旧市街自体はそこまで大きくないので、正直1日で回れる。だが、カヤックやスキューバダイビングなどのアクティビティも充実しているので、相部屋の外国人はだいたい4泊ぐらいして、海・山・街・食事を存分に楽しんでいた。僕も海の美しさに魅せられて、人生初のスキューバダイビングにチャレンジしたのである。

① 城壁:まずはここを歩け

城壁の上から見た旧市街と海

旧市街に来たら、絶対に外せないのが城壁だ。街をぐるりと囲む城壁の上を、歩いて一周する。所要時間は約1時間。絶景スポットが多数あるので、本当におすすめである。

城壁の断崖とアドリア海の絶景

城壁から見下ろすオレンジ屋根の海

見渡す限りのオレンジ色の屋根、そして真っ青なアドリア海。この景色を見るために、はるばるここまで来たのだ。感無量である。

入場料は120クーナ(当時2000円ぐらい)。ちなみに城壁に上がる入口は3か所のチケット売り場からしか行けないのだが、これが結構見つけにくい。僕も韓国人の老夫婦から「チケット売り場どこ?」と聞かれたが……こっちも1時間ぐらい探し続けていたのだ。笑

城壁上から見下ろすメインストリート

② 旧市街の町並み

旧市街のメインストリート「ストラドゥン通り」

城壁だけでなく、旧市街の町並みそのものが非常に美しく、歩いているだけで楽しい。メインストリート「ストラドゥン通り」は、大理石が敷き詰められてピカピカに輝いている。

③ ジェラート:ヨーロッパでハマった味

ヨーロッパに来て、すっかりハマってしまったのがジェラートだ。(未だにローマのジェラートを超える店は現れていないが……)。地元の人おすすめの店を、いくつか食べ歩いた。どれも本当に美味しい。

ドブロブニクのジェラート(コーン)

ベリー系のジェラート(カップ)

ピスタチオのジェラート

④ 絶景スポット:階段を上れば上るほど美しい

ヨーロッパはどこから撮ってもそれなりの画になるが、僕が歩き回って見つけた「きれいに撮れるポイント」を紹介したい。

坂の途中の絶景ポイントから見た旧市街と港

ひとつは、旧市街を出て道路を進んだ先にある絶景ポイント。街の至る所に上へ延びる階段があり、上れば上るほど美しい町並みを撮影できる。

トレッキング途中に広がる大自然

そしてもうひとつが、山頂からの眺めだ。山頂へは、ケーブルカー/トレッキング/タクシーの3パターン。徒歩好きなら、トレッキングが非常に気持ちよくおすすめだ(所要1時間30分ほど)。僕はサンダルで上ったが……明らかに歩きやすい靴のほうがいい。笑(ちなみにケーブルカーは片道70クーナ=1000円。結構高い)

山頂から見たドブロブニクの港と島

山頂からは、美しい町並みはもちろん、海と反対側には雄大な大自然も眺められる。この景色は、一生忘れられない。

⑤ 節約術:食事はとにかく高い!

ドブロブニクの食事は、観光地価格でとにかく高い。本当に高い!

もし安く済ませたいなら、街の小さな通りや旧市街の外にスーパーがあるので、そこで食材や果物を安く買うのがおすすめだ。僕は3食のうち1食だけ贅沢(2000〜3000円)をして、残り2食はバナナやリンゴなどの果物で過ごしていた。メリハリが大事である。

⑥ 海鮮グルメは絶対に食べるべき

ドブロブニクで食べたツナ(マグロ)ステーキ

クロアチアは本当にご飯が美味しく、ドブロブニクの海鮮は絶対に食すべきである。

いろいろ食べたのだが……ほとんど写真を撮り忘れた。笑 唯一撮れたのが、このツナ(マグロ)ステーキ。クロアチアは日本にマグロを輸出するほどマグロが有名なのだ。そのほか、オクトパスサラダ、ムール貝、リゾットなど、美味しい海鮮料理がたくさんあるので、ぜひ試してみてほしい。

透明度抜群のバニェビーチと旧市街

そして忘れてはいけないのが、この海の美しさ。吸い込まれそうな透明度のアドリア海が、旧市街のすぐそばに広がっている。

2026年の今、行くなら知っておきたいこと

あれから10年。憧れのドブロブニクは、世界的に有名になりすぎて、状況が大きく変わった。

項目当時(2016年)今(2026年)
城壁の入場当日券120クーナ(約2000円)40ユーロに高騰。さらに2026年から予約制
通貨クーナ2023年ユーロ導入で両替不要
混雑すでに観光客は多かったドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケ地で世界的人気に。オーバーツーリズム対策でクルーズ船や入場を制限

今思えば、当時でも「観光客が多いな」と感じたが、今のドブロブニクはその比ではない。人気ドラマのロケ地となり、世界一混雑する街のひとつに数えられるほどだ。城壁は予約制になり、料金も倍以上。行くなら、朝いちばん夕方の空いた時間を狙い、チケットは事前に押さえておくのが鉄則である。

まとめ

城壁、絶景、ジェラート、海鮮、そして人生初のダイビング。ドブロブニクは、長い移動の疲れを一瞬で吹き飛ばしてくれる、期待をはるかに超える街だった。

「アドリア海の真珠」の名は、決して伊達ではない。混雑も価格も上がってしまったが、それでも一生に一度は訪れる価値のある場所だと、胸を張って言える。

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👉 ザグレブからドブロブニクへ夜行バス移動|飛び地クロアチアの国境越えの話

つづく。


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