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マドリッドのバル巡り|スペインで起業を目指す日本人女性と飲み歩いた夜

日本にいる友人から「マドリッドに知り合いがいるから紹介するよ」と連絡があった。

せっかくなので、紹介してもらうことに・・・・


スペインで起業を目指す日本人女性

紹介してもらったのは、Norikoさんという日本人女性。ちなみに僕と同い年である。(今のNorikoさんの活動は、記事の最後で紹介している)

彼女は留学期間を合わせると4年ほどスペインに住んでおり、現地企業でアパレル関係の仕事をしながら起業を目指していた。

スペインは失業率が高い国である。自国の失業率を改善するために、外国人労働者を抑える動きは間違いなくあるだろうと思っていた。そんな中で、日本人でありながらスペインでバリバリ活躍しているのだ。

事業の内容は、わかりやすく言うと「スペイン産の商品やスペインのブランドを日本向けに販売する」というもの。事業計画やビザの手続きなど、着実に目標に向かって進めていた。

翻訳の仕事や買い付けの仕事も増えているとのこと!


観光だけでは経済は育たない

ヨーロッパに来て驚いたのが、失業率の高さだった。

スペインは観光立国として成り立っているぶん、自国の新しい産業で経済成長を目指すという考えがいまいち無いように感じた。

その中で、Norikoさんのような動きは間違いなくスペインの経済成長の一助になるのではないか。そして彼女に刺激を受けて、スペインに興味を持つ人や、海外での起業・就職を目指す人も増えるのではないかと思った。

この旅では、海外で活躍する多くの日本人に会ってきた。チャンスはどこにでも転がっている。ただし、自分で動かないとつかめないのである。

その先駆けとして、Norikoさんは動いている印象だった。

僕が大切にしている「自分らしく生きる」「人生を楽しむ」というスタンスを貫いていて、彼女の話は非常に刺激的だった。

当時のスペインの失業率は約20%と、EUの中でもかなり高い水準だった。2026年現在は当時より大きく下がったものの、今もEUの中では高めの水準にある。今思えば、そんな国で外国人として仕事を作ろうとしていた彼女の行動力は、本当にすごいものだった。29歳の僕は「海外で働く」をどこか遠い話だと思っていたが、同い年の彼女を見て、それが自分次第で選べる道なのだと初めて実感したのである。


ヨーロッパ流は「1軒30分」の飲み歩き

その夜は、Norikoさんのプロデュースでバル巡りに連れて行ってもらった。

ヨーロッパでは、日本のように1軒でガッツリ飲むのではなく、1軒30分〜1時間ぐらいで次々と飲み歩くスタイルが主流らしいのだ。

生ハムがずらりと吊るされたマドリッドのバル。仕事帰りの地元の人でにぎわっている

基本的には、その人の好き嫌いに合わせてコースを組んでくれる。人によってまったく違うコースを楽しめるわけである。正直、スペイン旅行のコンサルでもすればいいと思うほど完璧なプロデュースだった。

あまりにも完璧だったので写真付きで紹介したかったのだが、写真を撮るのを忘れてしまった 笑


マテ貝とマッシュルーム

かろうじて撮っていたのがこの2枚。それぞれ別の店である。

白い皿に並んだマテ貝の鉄板焼き。レモンが添えられている

まずはマテ貝。シンプルに焼いてあるだけなのだが、これがめちゃくちゃうまい。

楊枝が刺さったマッシュルームの鉄板焼きのタパス

そしてマッシュルーム。一口サイズのタパスで、ワインがどんどん進む。

ほかにも生ハムやチーズ、ワイン、サングリアなど、スペイン名物を存分に堪能できた。

Norikoさんはマドリッドにちょくちょく飲みに来るそうで、美味しい店と、スペインならではの店を選んでくれた。


地元の人との距離感がいい

何より驚いたのは、Norikoさんと地元の人たちとの仲の良さだった。

Norikoさんの顔を見た瞬間に、店の人が笑顔で話しかけてくる。注文するときには「今日はいつもと違うね」というようなやり取りがある。見ていて非常に気持ちのいい光景だった。

そして彼女の完璧なスペイン語は圧巻である・・・・

スペインの人たちは皆陽気で、街全体が良い雰囲気に包まれている。マドリッドの雰囲気は、僕も非常に好きになった。

最終的には5〜6軒ほどおすすめの店を回ることができ、本当に満足な夜を過ごせた。ヨーロッパの楽しみ方をまったくわかっていなかったと痛感した夜である・・・・

翌日に仕事があるにもかかわらず、遅くまで付き合ってくれたNorikoさんには本当に感謝である。

2026年現在、マドリッドでバル巡りをするなら、ラ・ラティーナ地区のカバ・バハ通りや、ウエルタス地区あたりが定番。1軒でビールやワインを1杯と小皿のタパスを1〜2品頼み、次の店へ移るのが地元流である。スペインの夕食は21時以降と遅いので、20時頃から飲み始めるとちょうどいい。一人でもカウンターで気軽に注文できるので、言葉に自信がなくても指差しで十分楽しめるはずだ。


現地に知り合いがいると旅は変わる

今回の夜で強く感じたのは、現地に知り合いがいるだけで、旅の質はまったく変わるということだった。

ガイドブックに載っている店ではなく、地元の人が通う店に、地元の人と一緒に行く。これは一人で歩き回っているだけでは絶対にできない体験である。

友人の友人でもいい。旅先に知り合いがいないか、出発前に周りに聞いてみることを是非おすすめしたい。


Norikoさんは今もマドリッドで活躍中

ネットで調べてみたら、Norikoさんは今もマドリッドで活躍していた。

現在は、マドリッドを訪れる日本人旅行者の案内もしている。バルからレストランまで、美味しいお店にとにかく詳しいそうだ。あの夜の完璧なバル巡りを体験した身としては、心の底から納得である 笑

マドリッドで地元の人が通うバルに行ってみたい人、スペイン旅行の相談をしたい人は、ぜひのぞいてみてほしい。

👉 Norikoさんのページを見る(ロコタビ)

ロコタビは、海外に住む日本人(ロコ)に、旅の相談や現地の案内を頼めるサービス。案内の内容や料金はロコごとに違うので、ページから直接問い合わせて確認してほしい。


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つづく。


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