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ミハスの白い村に行ってみた|日本人だらけの理由と「ありがとう」の石碑の謎

スペインについて調べると、よく出てくる「ミハス」という村・・・・

村全体が「白」に染まっているとのことで、興味がわいて早速行ってみることにした。


ミハスへの行き方

白い村ミハスへは、電車からバスに乗り換えて行くのが一般的である。

マラガから直通のバスも出ているのだが、あまり使ったという話を聞かなかった。本数が少ないのかもしれない・・・・

区間移動手段往復料金(2016年当時)
マラガ → フエンヒローラ電車7ユーロ
フエンヒローラ → ミハスバス3ユーロ

ひとつ注意点がある。バスの料金はチケット売り場ではなく、バスに乗るときに運転手に直接払うのだ。

2026年現在、マラガからフエンヒローラまでは近郊電車(セルカニアス)のC1線で約45分。フエンヒローラからミハスまではバスで約25分である。マラガ空港駅も同じC1線の途中にあるので、空港からそのままミハスへ向かうこともできる。バスの料金は今も乗車時の支払いが基本だが、小銭を用意しておくとスムーズである。


情報通りの「白い村」

山の斜面に広がるミハスの白い家並み。オレンジ色の屋根が点在している

実際に行ってみると、情報通りの白い村だった。

おそらくスペインは日差しが強いので、暑さ対策なのだと思う。とにかく白いのだ。

白い壁の家が並ぶミハスの路地。カフェのテラス席が出ている

完全に観光地として成り立っていて、飲食店やファストフード店、観光ルートやマップも非常に充実している。何不自由なく回ることができた。


白に映える赤い花と青い植木鉢

そして白の中に映える、赤い花と青い植木鉢、黒猫・・・・

白い壁にかけられた青い植木鉢と赤いゼラニウムの花

この花は、村全体で取り組んでいる装飾のようである。観光客向けに考えられたものだと思うが、実際に見るとこの色合いが絶妙なのだ。

白い家並みの石畳の道にたたずむ黒猫

白い壁と石畳の道に黒猫。狙って撮ったわけではないのだが、思わずシャッターを切ってしまった。

水の入ったバケツを持って植木鉢の手入れをする村の係員たち

歩いていると、蛍光色のベストを着た人たちがバケツを持って歩いていた。何をしているのかと思ったら・・・・

長い棒の先の道具で、壁の高い位置にある植木鉢に水をあげる係員

植木鉢ひとつひとつに、手作業で水をあげていたのだ。

村の係員の人たちが、こうして毎日手入れをしているのだろう。この美しい景観は、地道な努力で守られているのである。


親日の村?日本語の石碑の謎

まず村に入るとき、バスの中から見て驚いたのが、日本語の石碑があったことだ。

「ありがとう 日本の皆様 ミハス」と日本語で書かれた白い石碑

「ありがとう」の文字。ここで何か日本とのつながりがあるのか?と非常に興味がわいた。

村を回っていても、日本人の団体客や個人旅行の人が結構いて、いたるところで日本語を聞くことができる。そしてお昼ご飯に入ったレストランも、日本語でメニューが書いてあるではないか・・・・

なんでだろう?歴史的なつながりが・・・・?

お昼ご飯を食べたあと、Wi-Fiがつながるジェラート屋さんで調べてみた。

どうやらこの村は観光の収益で成り立っていて、日本人観光客が多く、そのおかげで村が潤っている様子。その感謝の気持ちを込めて、この石碑が作られたのだとか。


なぜ日本人だけがミハスに来るのか

では、なぜ日本人がこれほど多くミハスを訪れるのか・・・・

いろいろな情報源をたどってみると、一番有力なのは「地球の歩き方のコースに組み込まれているから」という説だった。そこから実際に訪れた人が日記や記事に書き、日本で一気にミハス人気が広まったのだと考えられる。

僕はヨーロッパの中でも有名な場所だと勘違いしていた。ゲストハウスのメンバーに「ミハスに行く!」と言っても、みんな「?」なのである。

日本だけで異様に盛り上がっているのだ 笑

とはいえ、訪れる価値のある村であることは間違いない!

今思えば、ミハスは「日本人に人気の観光地」の典型例だった。ガイドブックやSNSで一度話題になると、その国の人だけが集まる場所が生まれる。海外の人にとって、日本人が有名だと思っている場所が意外と知られていない、というのはよくある話である。逆に、海外の旅行者に人気なのに日本ではほとんど知られていない場所もたくさんある。ゲストハウスで「次どこ行くの?」と聞き合うのは、そういう場所を知る一番の近道なのだ。


ミハスは日帰りで十分楽しめる

マラガやフエンヒローラから日帰りで行けて、半日あれば村をぐるっと回れる。

真っ白な街並みに、赤い花と青い植木鉢。写真を撮るのが好きな人には、間違いなくおすすめの場所である。スペイン南部を旅する機会があれば、是非立ち寄ってみてほしい。

2026年現在もミハスは日本人に人気の観光地で、ロバのタクシー(ブロタクシー)や、村の高台からの地中海の眺めも名物になっている。夏場は日差しがかなり強いので、帽子とサングラス、水は必須。観光客が少ない午前中に行くと、白い路地をゆっくり楽しめる。


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つづく。


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