ついに、永遠の都・ローマにやってきた。

ローマは日本でも非常に有名で、映画『ローマの休日』で知られる「真実の口」をはじめ、コロッセオ、バチカン市国など、観光地が驚くほど多い。街全体が世界遺産で覆われているので、とても1日では回りきれないのである。
僕の印象としては、ミラノとはまったく違う「観光の街」だった。ミラノが完全におしゃれな街(日本でいうと新宿のような、少し若くて洗練された雰囲気)だとすれば、ローマはショッピングモールなどは一切なく、観光ルートに沿って出店や飲食店が並ぶ、完全に観光客向けの街として成り立っている。オフィスビルも、ほとんど見当たらなかった。
移動について
ローマは地下にも遺跡が埋まっているため、地下鉄の路線はたった3本しかなく、非常に少ない。だから観光地までは、少々歩いたりしなければならない。

とはいえ、観光地は密集している。市場や美しいモニュメントなど、街そのものが歩いて楽しめるので、僕的には断然「歩く」ことをおすすめする。1日乗車券(7ユーロ)は、正直いらないのだ。
もちろん、バスやトラムもばんばん走っているので、それを利用するのもいいかもしれない。
食事について
ローマはカルボナーラ発祥の地ということもあり、有名店がいくつかある。僕はカルボナーラ発祥の店に足を運んだのだが、運悪く休業日であった……。そのほか、臓物をトマトベースで煮込んだ料理も有名だ。
しかし、ローマの飲食は正直、高いのだ! 観光客向けのレストランが多い。
そこで僕は今回、ドミトリー(相部屋)に泊まった。多くの外国人と仲良くなったが、ほとんどのみんなはマクドナルドで安く食事を済ませていた。ちなみに僕の泊まったゲストハウスは、朝・夕食つきで1泊2500円ほどと非常にリーズナブル。国際交流もかなり進むので、本当に楽しい夜を過ごせた。おすすめである。
いろいろ回ってみた
コロッセオ

言うまでもなく、ローマ随一の有名どころ。
入場料は約5ユーロ(日本語音声ガイドは別途約5ユーロ)だった。朝の9時半頃に着いたが、それでも30分近く並んだ。8時半には開場しているので、少し早めに足を運ぶのがおすすめである。

中に入ると、2000年前の人々がここで熱狂していたのかと思うと、なんとも言えない迫力に圧倒される。やはり一見の価値ありだ。
真実の口は、外から眺めるだけ
真実の口は、通りに行けばその姿を見ることができる。わざわざ並びたくなかったので、僕は外から見るだけにした。なので、写真も撮っていないのだ。笑
活気あふれる青空市場
地図のルートに沿って少し歩くと、活気のある市場が現れた。雑貨屋、フルーツ、フルーツジュース、野菜、乾燥物などがずらりと並ぶ。ここでフルーツを堪能した。一見の価値ありである。
人生で一番のジェラート

そして、この旅のハイライトのひとつ。有名なジェラート屋さんだ。
ローマにはいろいろなジェラート屋があるが、正直ここは次元が違うほど美味しいのである。

ショーケースには、目移りするほど鮮やかなフレーバーがずらり。どれにしようか悩むのも、また楽しい。

そして、これがそのジェラート。
僕の人生で一番のジェラートであることは、間違いない。 1日に2回行こうとしたほどだ。結局、寒かったのと、おなかの調子も悪かったので断念したが……もう少し暖かかったら、絶対にもう一度行っていた。
広場の景色と大道芸人たち

ガチガチにコースを決めるのではなく、散歩がてら、人の波に任せて歩いていると、有名な観光スポットが自然と楽しめる。広場ではオベリスクがそびえ、銀色の全身を使った大道芸人がパフォーマンスを披露していた。

そしてこちらは、かの有名なトレヴィの泉。後ろ向きにコインを投げると、また訪れることができるという、あの泉である。圧巻のスケールであった。
和やかな気候の中、ローマの街の景色や活気、さまざまな国の人たちの様子、通りの大道芸人、そして歴史を感じながらのんびり過ごす時間は、本当に感慨深いものがあった。
2026年の今、知っておきたいローマ観光のこと
あれから10年。ローマの魅力は不変だが、観光のしくみはずいぶん変わった。
| 項目 | 当時(2016年) | 今(2026年) |
|---|---|---|
| コロッセオ入場 | 当日並んで約5ユーロ | 18ユーロ(フォロ・ロマーノ等込み)。時間指定の事前オンライン予約が必須(30日前発売・入場制限あり) |
| トレヴィの泉 | 自由に見られた | 今も無料。ただし大混雑で、時間帯によっては入場規制がかかることも |
| 観光+交通のセット | 都度チケット購入 | ローマ・パス(72時間52ユーロ)。複数の有料施設を回るならお得 |
| 宿の予約 | サイトで直接検索 | Booking.comやHostelworldで、口コミを見ながら簡単に予約できる |
今思えば、当時5ユーロでふらっと入れたコロッセオも、今や予約必須で18ユーロ。人気観光地はどこも「事前予約」が当たり前になった。特にコロッセオは枠が早く埋まるので、行くと決めたら真っ先に公式サイトで時間枠を押さえてほしい。
まとめ
ローマは、ガチガチに計画を立てるより、小道に迷い込んだり、遠回りをしたりするほうが、お気に入りの店や美しい景観に出会える街だ。
歴史、活気、グルメ、そして人生最高のジェラート。歩けば歩くほど好きになる、本当に魅力的な街だった。ローマに来た際は、ぜひ自分の足で、その奥深さを味わってほしい。
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つづく。