シンガポールを満喫したあとは、いよいよインドネシアの首都・ジャカルタへ向かった。

シンガポールからジャカルタへは飛行機で移動。なんと、約3800円だった。
東南アジアはビジネスで国をまたいだ出張が多いため、飛行機が安いのが特徴である。今回は出国用のフライトもちゃんと取っていたので(前回の国境での反省を活かして)、スムーズにジャカルタへ移動できた。

今思えば、東南アジアの域内フライトの安さは今も健在だ。スクート、エアアジア、ジェットスターといったLCCを使えば、シンガポール〜ジャカルタ間は今でも片道5000円前後で飛べる。Skyscannerで一括比較すれば、さらに掘り出し物が見つかることもある。
空港から中心街への移動について
さて、問題はここからだった。
決してタクシーは使うな!
……いや、正確には「使ってもいいけど、交渉は必ず必要」ということだ。付き添ってくれる人がいれば問題ないが、一人だとカモにされやすい。
スカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内までは35kmほどあり、当然ながら徒歩での移動は難しい。
空港の出口には多くのタクシー運転手が待ち構えており、かなりの勢いで声をかけてくる。だが基本は無視して、安く移動する手段を探すのだ。(安く移動することについては、もうすっかり慣れてきた)
色々と情報を集めていると、どうやらバスが運行しているらしい。よし、バスに乗ろう。
DAMRIのエアポートバスが正解だった

空港を出て右に歩いていくと、「エアポートバス(DAMRI社)」 のチケット売り場が見えてくる。
受付の人に地図を見せて「ここまで行きたい」と伝えると、乗るべきバスの名前を教えてくれる。空港から中心街(ガンビル/GAMBIR)まで、料金は 約360円。※料金は距離によって変わる。

30人ぐらいが乗れるバスで、車内ではなぜかジュラシックパークが流れていた。思いのほか快適である。
宿泊する場所や観光する場所に合わせて乗るバスを選べるので、かなり便利だった。移動の際にはぜひ参考にしてほしい。
2026年の今なら、移動はもっとラクになっている
あれから10年。ジャカルタの空港アクセスは、当時とは比べものにならないほど便利になった。今ならこの3択だ。
| 手段 | 料金(2026年目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| 配車アプリ(Grab / Gojek) | Rp60,000〜120,000(約560〜1,100円) | 交渉不要・定額。当時のタクシー問題がこれで完全に解決。アプリで呼ぶだけ |
| 空港鉄道(Railink) | Rp70,000(約650円) | 2017年開業。BNIシティ駅まで約45分。渋滞に左右されず時間が読める |
| DAMRIバス | Rp40,000〜75,000(約370〜700円) | 今も現役で最安。ただしジャカルタ名物の渋滞にはまると時間がかかる |
今思えば、僕を悩ませた「タクシーの客引きと交渉」は、GrabやGojekといった配車アプリの普及で過去のものになった。アプリで呼べば料金は事前に確定、ぼったくりの心配もない。そして当時はなかった空港鉄道まで開通している。インドネシアの進化のスピードには、本当に驚かされる。
ただし、最安にこだわるなら今でもDAMRIバスは有効だ。「自分の足で安く移動する」あの感覚は、何年経っても旅の醍醐味なのである。
いざ、ジャカルタの街へ
無事にジャカルタの中心街にたどり着いた。
シンガポールの洗練された街並みから一転、ここからはまた違ったアジアの混沌が待っている。それもまた旅の楽しみなのだ。
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つづく。