ホイアンの夜、Duck cafeで飲んでいたら、とんでもない話を聞くことになった。

ぼったくりにはマジで気をつけろ
アメ横の八百屋のおっちゃん夫婦と別れ、一人でDuck cafeで飲んでいると、隣の席に女性が座った。話を聞くとバンコクで日本人幼稚園の先生をしているとのこと。
その先生、なんと合計2回もぼったくられていたのだ。
前日にホーチミンのタクシードライバーに3万円を盗まれ、さらにここホイアンに来るタクシーのおっちゃんにもぼったくられたという。このまま日本に帰国しようとして色々な人にやけくそで連絡をとったが、「いい経験が出来ている」とさとされて、そのままベトナム旅行を続けることにしたそうなのだ。
今思えば、「いい経験ができている」と言った人は正しい。旅先でのトラブルは確かに一生の教訓になる。ただ、3万円は痛すぎる・・・・
体験談①:ホーチミンのタクシーで3万円を盗まれた
以下、先生の体験談だ。
ホーチミンのタクシーに乗ってしばらく走ると、急に運転手が「ベトナムドンを持っているのか?」としつこく聞いてきた。少しドンを見せたのだが全く信じず、ポーチを渡してしまったらしい。
もちろん運転手がお金を数えている間も目を離さずに見ていたとのこと。「これだけあれば大丈夫だ」とバッグを返されて、そのままタクシーは走り出した。
その後、急にタクシーがエンストをしたということで「他のタクシーに乗り換えてほしい、すいません」と言われ、別のタクシーに乗り換えて目的地に到着。ご飯を食べようと飲食店に入ってポーチの中を探しても、いっこうにお金が見つからなかったのだという。
**お金を数えているときに、何らかの方法で抜いていたのだ。**先生は目を離さなかったが、いつ抜かれたのか全くわからないと言っていた。
これは典型的な「ポーチごと預ける」パターンだ。2026年現在も東南アジアのタクシーでは似たような手口が報告されている。絶対に財布やポーチを他人に渡してはいけない。見せるなら自分の手から離さないこと。
体験談②:ダナン空港のタクシーで往復1500円の距離に片道2500円
2回目は、往復1500円で移動できる距離を片道2500円も払ってしまったのだ。
ダナン空港からホイアンまでは無料のシャトルバスが出ているのだが、見つからずにタクシー乗り場まで行ってしまったところ、タクシーの人たちから「無料シャトルバスなんか無いよ!」と言われたのだという。結局、シャトルバスはちゃんとあったのだ。
タクシーが走り出していきなりメーターが数万ドンになっており、「本当に合っているのか?」と何度も聞いたのだが「正しい」の一点張り。先生も観光地だから少し割高なのかもしれないと信じてしまったとのことだった。
しかも、どちらのケースも犯行に及ぶ前に「Where are you from?」と質問して日本人であることを確認している。 現地の人は、日本人は騙されやすい、はっきりとものを言わない、お金を持っていると認識しており、特に日本人女性が一人だとなめられやすいのだとか。
これは本当にその通りだと痛感した。僕自身も旅の中で何度か「Japanese?」と聞かれた後に高い値段をふっかけられた経験がある。2026年現在、ダナン空港からホイアンへはGrabで約32万VND(約2,000円)が相場。空港のタクシー客引きは避けて、アプリで配車するのが最も安全だ。
話はこれだけでは終わらなかった

結局、先生とそんな話をしつつ2件はしごをしたのだが、2件目のお会計を払おうとしたとき事件が起きた。その店にはメニューが無かった。
若い女性の店員がビール1杯50,000ドン(約300円)と、訳のわからない請求をしてきたのだ。ホイアンのビアホイ(生ビール)は通常5,000〜10,000ドン(約30〜60円)である。5倍以上の値段だ。
先生は疑うことなく払おうとしている・・・笑
(この店員馬鹿じゃないの)と思いつつ、つたない英語で反論をした。「は? なぜ? 他の店だと20,000ドンだったよ?」
結局安くしてもらったが、メニューの無い居酒屋では現地人以外に高く請求されるのだと痛感させられた。その町の平均の値段をあらかじめ調べておくことは、すごく重要なことなのだ!!
ぼったくりを防ぐための5つの対策
旅を通じて学んだ、東南アジアでぼったくられないための心得をまとめておく。
- 財布・ポーチは絶対に他人に渡さない — お金を見せるなら自分の手から離さないこと
- タクシーに乗る前に料金を確認する — 事前に相場を調べ、Grabなど配車アプリを使う
- 「Where are you from?」に安易に答えない — 日本人と分かった瞬間にカモ認定される可能性がある
- メニューの無い店では先に値段を聞く — 注文前に必ず価格を確認する
- 少しでも違和感を覚えたら交渉する — 言えばほぼ安くしてくれる。黙っていたら相手の言い値になる
2026年現在はスマホの翻訳アプリがかなり進化しているので、言葉が通じなくても交渉がしやすくなった。Google翻訳のカメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板もリアルタイムで読めるので是非活用してほしい。
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つづく。