
旅立ちの前、やることリストはたくさんある。その中でも見落としがちなのが「海外でのお金の準備」だ。
現地でATMからお金を引き出せなかったり、手数料を取られまくったり・・・・そんな失敗をしないためにも、出発前にしっかり準備しておきたい。自分も出発前にひと苦労した思い出がある。その失敗談も含めて紹介していこうと思う。
当時の失敗談:銀行に2回も行く羽目になった
出発前、自分は新生銀行(現・SBI新生銀行)の国際キャッシュカードを作ろうとしていた。ATM手数料が無料というサービスに惹かれた。
意気揚々と新宿西口の店舗へ向かったのだが・・・・まさかの書類不足で、即日発行できなかった。
運転免許証だけ持っていったのだが、2016年当時は「マイナンバー通知カード」も必要だった。自分はまだ職場から受け取っていない状況で・・・・区役所に電話して、通知カードを発行して、また銀行に行って、という二度手間になってしまった(笑)
今思えば、事前確認は大事だ。 それ以上に、今の旅人には、もっと便利な選択肢がある。
2026年の海外決済、結論から言う
キャッシュカード(デビットカード)は必須ではない。クレジットカード+Wise の組み合わせで大半の場面はカバーできる。
ただし、地域によって現金が必要な場面は確実にある。「クレカ1枚で全部いける」と思って現金ゼロで行くのは、情報戦に負けている。
① クレジットカード:メインの決済手段
宿・レストラン・航空券・スーパーなど、まとまった金額の支払いはクレジットカードが最強だ。
VisaかMastercardなら世界中でほぼ使える。海外旅行保険が自動付帯されているカードを選んでおくと、保険の準備も兼ねられて一石二鳥だ。
クレカでATMから現金を引き出すこと(キャッシング)もできるが、利息と手数料で3〜5%取られるので緊急用と考えた方がいい。繰り上げ返済すれば利息は最小限に抑えられるが、メインの引き出し手段にするのはもったいない。
② Wise:現地ATMでの現金引き出しはこれ一択
Wise(旧 TransferWise) は、スマホだけで申し込める国際送金・決済サービスだ。実際の為替レートに近い換算でお金を使えるので、空港の両替所よりも断然お得なのである。
特に現地ATMでの現金引き出しに強みがある。
- 月2回・合計50,000円まで手数料無料でATMから引き出せる
- 複数通貨を1枚のカードで管理(ドル・ユーロ・バーツなど50以上)
- スマホアプリでリアルタイム残高確認・即時ロック可能
銀行に一度も行かずにオンラインで完結するのもありがたい。当時の自分に教えてあげたかった(笑)
③ 地域別:現金が必要な場面
クレカとWiseがあれば大丈夫、とはいえ地域差は大きい。
ヨーロッパ・北米はカードがほぼ全ての場所で使える。現金はほぼ不要で、小銭程度で十分だ。
**東南アジア(タイ・ベトナム・カンボジアなど)**は別の話である。屋台・市場・バス・トゥクトゥクは現金必須の場面が多い。ATMは至る所にあるが、1回の引き出しで200〜300円の手数料を取られることもある。Wise での引き出しで手数料を節約できる。
インド・アフリカはまだ現金文化が強い地域も多い。現地の状況を事前によく調べておく必要がある。
④ 現金も少しは持っておく
目安として、到着直後の移動費+1〜2日分の食費くらいは現金で用意しておくと安心だ。
空港の両替レートは割高なので、できれば現地ATMから Wise で引き出す方がお得である。ただし到着直後はATMを探す余裕がないこともあるので、日本で少額だけ換えておくのが無難だろう。
まとめ:おすすめの組み合わせ
| 用途 | 手段 |
|---|---|
| 宿・レストランなどの支払い | クレジットカード(Visa or Mastercard) |
| 現地ATMでの現金引き出し | Wise デビットカード |
| 到着直後・屋台・チップ | 現地通貨の現金(少額) |
準備の順番はこうだ。
- クレジットカードを1枚確認する(海外使用可・Visa or Mastercard)
- Wise を申し込んでおく(オンライン完結・出発1週間前には済ませる)
- 少額の現地通貨を用意しておく(到着直後のための備え)
自分のように銀行に2回も足を運ぶ失敗は、今の時代なら繰り返さなくていい。余裕を持って準備してほしい。
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