
一人旅に限らないけど、海外は本当に情報戦となる。少し情報を得るだけで、移動費が半額になることさえあった。今はスマートフォンも普及しており、便利なアプリが数えきれないほど登場している。自分のスタイルに合わせて使いこなすと、旅はぐっと楽しく、安全で安くなる。
あれから10年以上経った今、アプリのトレンドも大きく変わった。当時の自分が使い倒したアプリと、今ならどう使うかという視点で、改めて紹介していきたいと思う。
① Booking.com(宿泊予約)
圧倒的な登録宿泊件数と口コミの数が特徴のアプリだ。
日本人の口コミも多く投稿されているので、泊まる際の基準にしていた。自分がやっていたのは「予算以下・レビュースコア8以上」でフィルタリングする方法。この組み合わせで探すと、9割以上は当たりの宿に泊まれた。
今ならこうする。 Booking.com は相変わらず強い。ただし、Agoda や Expedia も台頭してきており、複数サイトで価格比較するのが当たり前になっている。Booking.com だけに頼るのではなく、複数サイトを併用するのが今の旅人の常識だろう。ただし、口コミの信頼性という点では、Booking.com はまだ一定の評価を保っている。
② Google Maps(地図)
当時はwifiも契約せずにオフラインで旅をしていたので、オフラインで利用できるMaps.me というアプリをよく使っていた。移動前にあらかじめ目的地の地図をダウンロードしておくのがポイントでWi-Fiがない場所でも問題なく使えたのが本当に助かった。
今ならこうする。 Google マップのオフライン機能が大幅に強化されている。Maps.me は相変わらず使える選択肢だが、多くの旅人は Google マップに統一するようになった。Google マップの方がインターフェースも直感的だし、リアルタイム情報も豊富だからだ。ただし、Maps.me のように「オフライン専用」という割り切った設計が好みならば、今でも有用である。
③ Wise(通貨換算・送金)
当時は Currency というアプリを使っていたが、このアプリは既に廃止されてしまったのだ・・・・。当時の使い方は「あらかじめその国の通貨を登録し、100円がその国ではいくらになるかを頭に入れておく」というものだった。 頭に相場感を入れておくことで、タクシーやトゥクトゥク乗車時、その他の場面でぼったくりをされているとすぐに気づけるのである。 当時、旅をしていたときは、日本人とわかるとすぐにぼったくり価格を言ってきたことを覚えている。 旅を始めて最初の頃は、向こうの言い値で支払ってしまっていたが、事前に相場感を頭に入れる重要性を学んだことを覚えている。
今ならこうする。 現在の旅人たちは Wise(旧 TransferWise)を使うようになった。通貨換算機能に加えて、実際に送金もできるという優れものだ。当時の自分も Wise があれば、もっと効率よく海外送金できていたと思う。ただし、シンプルに通貨換算だけしたいならば、Google 検索に「100 JPY to USD」と打つのが最速である。技術の進化はありがたい。
④ Google Maps + TripAdvisor(観光・グルメ情報)
各地域のおすすめ飲食店や観光スポットを、口コミをもとにしたランキング形式で掲載しているアプリが TripAdvisor だ。
初めての場所でも無難に楽しめるのが最大の強みだった。観光地のど真ん中にある高い店がランキング下位だったりして、なかなか面白い(笑)
今ならこうする。 TripAdvisor は今でも存在するが、正直なところ Google Maps のレビュー機能で事足りることが多い。TripAdvisor は観光地特化という良さがあるが、Google Maps はあらゆる飲食店や施設をカバーしている。ただし、観光スポットをランキング順に探したいというニーズには、TripAdvisor の方が向いているだろう。当時の自分も Google Maps があれば、TripAdvisor はいらなかったかもしれない。
⑤ Google Flights / Skyscanner(航空券検索)
バックパッカーにとって欠かせなかったのがこのアプリだ。
最近では陸路よりも飛行機のほうが安い場合もあるのだ。Skyscanner で検索することで最安値を見つけることができ、旅の移動コストを大幅に下げることができた!!
今ならこうする。 Skyscanner は今でも有用だが、Google Flights の台頭により、多くの旅人は Google Flights に移行している。UI の使いやすさ、リアルタイム情報の豊富さという点で、Google Flights が優れているからだ。ただし、複数の航空会社や複雑な経路を検索する場合には、Skyscanner の方が強いという評価も残っている。当時の自分も Google Flights があれば、もっと多くの選択肢を探せたと思う。
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⑥ Grab(配車アプリ)
東南アジアを旅するなら、Grabは必須といっても過言ではない。
タイ・カンボジア・ベトナム・マレーシアなど東南アジア全域で使える配車アプリで、行き先を入力すれば料金が事前に確定する。タクシーのように交渉も法外な料金も一切なし。当時の自分はGrabの存在を知らず、タクシーでぼったくられていた。知っていれば防げた失敗だった。
今思えば、バンコク到着初日のタクシー代240バーツも、Grabなら確実に安く安全に移動できていた。
⑦ Google翻訳(翻訳)
言語の壁を一気に解消してくれる神アプリだ。
当時は使えていなかったが、今はカメラをかざすだけでメニューをその場で翻訳してくれる機能がある。タイ語・クメール語・ベトナム語など、まったく読めない文字でも瞬時に日本語化できるのだ。
使い方のポイント:
- カメラ翻訳 → メニュー・看板・案内板をリアルタイム翻訳
- オフライン辞書 → 言語パックを事前DLしておくと通信なしでも使える
- 会話モード → スマホを相手に向けるだけで通訳してくれる
当時の自分はタイ語メニューに大苦戦していたが、このアプリがあれば「とりあえず指差し」じゃなくて「内容を理解して注文」ができていた。笑
まとめ
10年以上前と比べると、アプリの進化は著しい。当時は「それぞれの機能に特化したアプリを複数インストール」というのが常識だったが、今は「Google の各種サービスに統一」という流れが強まっている。
ただし、Google のサービスが常にベストとは限らない。自分の旅のスタイルに合わせて、最適なアプリを選ぶことが大切だと思う。ぜひ、自分に合う組み合わせを探してみてほしい。
【2026年版】旅で使えるアプリ一覧
| カテゴリ | アプリ名 | 無料/有料 | おすすめ度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 宿泊予約 | Booking.com | 無料 | ◎ | 口コミ数最多・8点以上でフィルター |
| Agoda | 無料 | ○ | アジア圏に強い・セール多め | |
| 地図・ナビ | Google Maps | 無料 | ◎ | オフラインマップも使える |
| Maps.me | 無料 | ○ | ネットなしで使えるオフライン専用 | |
| 配車 | Grab | 無料 | ◎ | 東南アジアではタクシーより安全・定額 |
| Uber | 無料 | ○ | ヨーロッパ・その他地域で活躍 | |
| 翻訳 | Google翻訳 | 無料 | ◎ | カメラでメニューをその場で翻訳できる |
| DeepL | 無料/有料 | ○ | 文章翻訳の精度はNo.1 | |
| 通貨換算 | Wise | 無料/有料 | ◎ | 換算+実際の送金も可能 |
| 航空券 | Google Flights | 無料 | ◎ | 最安値カレンダーが便利 |
| Skyscanner | 無料 | ○ | 複雑な経路検索に強い | |
| グルメ | Google Maps | 無料 | ◎ | 口コミ・写真が豊富 |
| TripAdvisor | 無料 | ○ | 観光スポットランキングに強い | |
| 安全確認 | 外務省 海外安全アプリ | 無料 | ◎ | 渡航先の危険情報をプッシュ通知 |
| 通信 | Airalo(eSIM) | 有料 | ◎ | 渡航前に購入・設定完了。現地でSIM不要 |
◎ は特におすすめ。まず入れておいて損はないアプリ。旅のスタイルに合わせて○ の中から追加していくのが正解だ。